【第6回】2ヶ月が過ぎたので少し真面目に振り返ってみる①(プライベート編)
おはようございます。
日本ではオリンピックが話題になったりSMAPが解散するとか、いろいろ流行ってるらしいですが、インドでは独立記念日、お祭りの休日などがあり、8月中は3度祝日がありました。
ちなみに僕のマイブームは22:00に寝て4:30に起きるというスーパーおじいちゃん生活
よく言われますが、朝の方が頭が働くらしいので、本読んだり、勉強したり、ブログ書いたりと割と有意義な時間を過ごしています。日本に帰ってからも同じような生活をしたいなと思っていますが、
冷静に時差考えたら、1:30に寝て8時に起きるって感じで時差ボケでそのまま元通りの生活に戻るんでね?って心配しています(笑)
さて、本題ですが昨日は8月26日ということで、渡印してから早くも2ヶ月が経ちました。この2ヶ月過去数度ブログにも書かせてもらいましたが、本当に濃い2ヶ月でしたので、せっかくなんで一度振り返りをしようかなと思います。
訪れた場所のお気に入りランキング
基本的に月~金までが勤務時間になるので土日が休日になります。休日や平日の勤務時間外に何をしてるのか。
どっかいってますw
第3位 家からリキシャで5分の「Select City Walk」
デリー最大級のショッピングモールです。おそらく訪れた人は「ここはインドかっ!」って思うくらい 現代感がすごいです。StarBucks、GAP、ZARA、H&M、KFCみたいに何度もあります。正直1日いても飽きないくらい食べるもよし、買い物するものよし、お茶するもよしな感じで毎日人で賑わっています。外資系の小売店が多いこともあってやっぱり物価は外と比べたら高いので、現地人と外国人が4:6くらいの比率のイメージですね。
第2位 どこかおしゃれな「Connote Place(コンノートプレイス)」
ここはデリーで最も活気の溢れた商業施設と言われている「おしゃれな空間」です。
空から見たらこのように綺麗に円形になっていて、塊ごとにブロックAとかブロックFと名付けられていてA~Nまであり、ものすごく広いです。ここで待ち合わせするときは「いまCP(Connote Placeの略)のブロックKのマクドいるよ〜」みたいに言います。
ここもSelect City Walk同様に何でもありますが、少し違うところは一つの大きな箱の中(モールの中)に入るのではなく、外の空間にお店が並立しているので、この円形状にはゴロゴロ犬が寝ているし、物乞いの子もいる。屋台で売りさばく人や、よく分からないインドグッズを見せびらかしてくるおっちゃん、この間のブログで書いた靴磨きの少年もいるといっためちゃくちゃ混沌とした空間で外国人だけでなく、インド人の大学生が授業終わりにお茶しに来たり、晩御飯を食べにきたりとすごく面白く興味深い空間の一つです。
ぼくも今までなんども訪れていますが、その度に迷ってしまったり、何も考えずにこの円形に沿って歩いたりしています。
この写真は両方ともCPに来た時の写真です。左はインド到着翌日アイセックメンバーと右は昨日元同僚の友達と。左は少し疲れてるのか苦笑いしてますね笑
第1位 ぶらぶらいろいろなところ旅行
赤で囲ったところは今訪れたところです。
特に上の3つ「デリー」「アグラ」「ジャイプール」はインドに来たら欠かせない「ゴールデントライアングル」と呼ばれる都市で、せっかくインドにいるから帰るまでには達成しようと思っていたら早くも制覇してしまいました(笑)
Face Bookでもちょくちょく写真をあげていますが、
タージマハルで有名な「アグラ」、時期も時期だったので暑すぎた。
スペイン人の同僚とその友達のスペイン人とエジプト人とドライバーのインド人5人でいきました。
僕が仏教徒だとしたら、車内にキリスト教徒、イスラム教徒、ヒンディー教徒の4つの宗教が入り混じる環境。なんか素敵でした笑
ピンクシティーと言われるジャイプールは街中がこのような綺麗な色で染まっていて、「The 観光地」と言われるようにたくさんの人が「日本人か?」「マイフレンド!」「チャイナ?」「コンニチハ」と声をかけてくる人たちばっかで後半はかなりうっとおしかったです。笑
結局、そういう人たちに勧められてターバンデビューしました。笑
そして、これは一人でインドの国内線にとって訪れたムンバイ。さすがわインド最大の都市と呼ばれるだけあって人も多いし、ショッピングスポットも多かったです。観光できるところもあり、また美味しい料理も食べられたのでかなり満足です。またデリーでは見られない海もあるので、それこそ仕事に疲れきっている時期だったのですごくストレス解消ですごく落ちつくことができました。
生活面での振り返り
生活面でこの2ヶ月を振り返ると、やはり初めはインドに慣れることにものすごく苦労しました。(最初の2週間くらい)。風邪に腹痛に頭痛に倦怠感、安全な食べ物なんてココにあるのか?と疑心暗鬼になり、毎日のような停電、水道トラブル、異臭、蝿、蚊、蜘蛛、そして世界で最も汚いと言われてる排気ガスだらけの空気、日本では到底考えられないほど酷いインフラ環境。適当なことを言って違う方に連れていくインド人、地下鉄に乗ると我先に席を確保しようとするレース、歩行者を渡らせる気なんてさらさらない道路、待ち合わせ時間の3時間後に来る不動産業者、犬やら物乞いやらに囲まれる毎日。すべてが想像を超えるインドで、もはや何がおかしくて、何が正しいのかなんて一切分からない今日この頃。最近はとにかく何でも受け入れる姿勢、何が起こってもおかしくないという寛容さがなければストレスで気がめいってしまうと思います。笑
ただ、ブログやSNS上ではどちらかというとインドでの苦労話を書いたり、悪口を書いていますが、この頃は少しずつ、「インドの良さ」を感じるようにもなりました。
昨日一緒にCPでご飯を食べたプラビーン君。僕にとってこの国で出会った最初の友達で同世代で一番尊敬しているといっても過言ではない彼。元々は同じ会社で一緒に働いていたのですが、今は諸事情で会社を辞めて日本語教師をしているらしいです。(彼は日本語ペラペーラ)
(勝手に写真使ってごめんね)
昨日僕はある話を彼としていました。
「インドはあと数年、数十年したら日本みたいになり、その後世界一の経済大国になるね」
そういうと彼は
「日本みたいにならなくていい、今のままのインドでいい」
と言いました。普通にすごく衝撃的でした。他のインド人は「日本は本当にいい国」「大好きな国」と話す人たちが多い一方、彼は日本にも訪れたことがあり、日本人とも他の国の人と比べて多く接しているからか、日本のこともインドのことも詳しいです。
彼が日本人の他人に迷惑をかけてはいけないというところに気を使いすぎて、お互い主張もしないし、話すらしなくなるところが嫌なところらしいです。
確かにインド人は自分が迷惑をかけてしまうこともあるかもしれないから、他人の迷惑を受け入れてあげようという精神があり、日本は逆に迷惑すらかけてはいけないと教えられて生きている。
上で道を聞いて適当なところを案内される。といったけれども日本人は道を聞いて知らなければ「知らない」ときっぱり。それは間違えて相手に迷惑をかけたくないから。でもインド人はたとえ知らなくても必死に自分が思う方を教えてくれる。それは悪意なのではなく、本当の意味で相手の迷惑を受け入れて少しでも役にたとうとする姿勢なのかもしれないです。少し日本についても考えさせられるきっかけになりました。
日本人コミュニティ
(関西学院同会 デリー支部の集まり)
(日本人学生の集まり)
他にも日本人コミュニティとして、大学のOBOG会に参加させていただいたり、日本人の同年代(大半が大学生)の集まりにも参加させてもらい、たまにこのように、目的ややっていることは違えど同じインドで活躍している日本人と会うと刺激を受けます。また同じ時期にインドに滞在していたということでこういうつながりを大事にこれからも生きていきたいですね。
まとめ
総括としては、「生活面」において、何か苦労するということはいつものようですが、その中で「慣れ」から何でも受け入れることができるようになりました。また、「悪い面」ばかりが見えていたインドだけど、徐々にその「良さ」も感じれるようになりました。あとは、未だに時々起こす「腹痛」を何とかして、何でも食べられるようになりたいものですね。
次回は仕事について振り返りたいと思います。
ではお元気で。
【第6回】2ヶ月が過ぎたので少し真面目に振り返ってみる①(プライベート編):2016年8月27日晴れ気温28度@自宅