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晴れ時々いんど

2016年6月26日〜2016年12月27日:半年間のインターンシップ

【第4回】インドを感じる瞬間①:リキシャで連れ回されるの巻

インドに来て一番もめる瞬間、それがお会計の時。

カフェとかコンビニとか、スーパーとかレストランとか値段の決まってるようなところはあまり問題ないけど、やっぱり料金交渉をして使うサービスは本当に言い争いが絶えない。今回は毎日のように起こる言い争いの中で特に「ええ?」と驚いてしまったエピソードをご紹介。

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頼んでもいない観光地に連れ回された挙句、、、、

これはまだインドに到着して4日目の事。

とりあえず生活の糧を見つけに街に繰り出し、ガイドブックに乗っている「Yamato-Ya」と呼ばれる日本食品を購入できるお店に行こうと決めて、最寄り駅のGreen Parkで下車。ガイドブックによると駅からオートリキシャで5分と書いてあったので、とりあえずドライバーに話かける。

 

西原:「大和屋行きたいっす」
ドライバー:「知らん」「どこやそれ」「……」(運転手は場所が分からなかったら無言で立ち去る)

地図を見せても読めるドライバーは少なく。何人ものドライバーに頑張って伝えようと悪戦苦闘していると、1人のドライバーが地図を見せろと近づいてきて、

D:「ここに行きたいんだな。それでここが駅だな。ティケ!(インドでいうOK的な)」乗れと首を降る。

N:「なんぼ?」→料金は最初に決めとかないとね。
D:「40ルピー(約60円)」

ちゃいますやん兄さん5分でいけますやん。地図みてももこんなに近いでしょ。

「20ルピー」「いや、40ルピー」みたいなやり取りが続き最終30ルピー(45円)で決着。

では、しゅっぱーつ!


---5分後---

まだかな?まあインディアンタイムね。ガイドブック通りにはいかないよね。
---15分後---

近くの看板を見ると、Green Patkから3つ先の駅の名前が見える。

ん………

絶対ちゃうやん。。ε-(´∀`; )
N:「止まれ止まれ、ちゃいますやん、兄さん。私ここ行きたい言いてますやん。どこ向かってはるの?」

D:「ここ」と確かにYamato-Yaを指さす。
N:「いやいやでも全然違う方行ってるやん。とりあえずGreen Park駅戻れ! 」というと、

D:「ティケティケ!!」
こいつほんまわかってるんかな?σ^_^;
---さらに5分後---
なんか、観光地っぽい建物。はぁ。絶対ちゃうやん。

D:「ここがなんとかっていうあれで(観光地の名前)、あっちがあれや(観光地の名前)」

N:「こんなとこ来たいんやないー」
ここに来て初めて携帯を取り出しGoogle Mapを見る。(最初からそうするべきやった)

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(左がGreen ParkからYamato-Yaへの地図、右が連れて行かれ場所)

えー。全然違うやん。どうやったらこんなところくるねん。地図読めなさすぎ

この辺でさすがに怒りが湧いてきた。

N:「だから、駅もどれゆーてるやろ、早よもどれ、今すぐ戻らんかったら金払わんから💢」

---25分後---

しつこく後ろから「Green Park、Green Park」と連呼しようやく駅到着、さすがにあんなに時間を無駄にしてここで降りるのは悔しいので、なんとかYamato-Yaに行こうと決意し、後ろからGoogle Map片手に指示出し。ようやくYamato-Ya到着!

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さて、代金は交渉通り30ルピーを手渡してキレ気味に「バイッ!」

すると、クラクションを鳴らして、「違う300ルピー(450円)だ」

いや〜こんだけ時間奪っておいてさらに金まで奪いますか兄さん。Σ(゚д゚lll)

N:「もともと30ルピーって言ってただろ」

D:「でも1時間も走ったんだぞ」

N:「いや、それはお前のせいやから笑」

D:「250ルピーでいいから」

N:「無理」と言って30ルピーを渡して立ち去ったというお話です。

 

まぁ今考えてもあそこで30ルピー以上渡すのはおかしいし、正しい選択だったけどあんだけ時間を奪われ、金もぼったくられそうになるとは、1週間でなかなかインディアな体験でした。

 

ちなみにこれがYamato-Yaのホームページです。インドに行く方は場所を確認しておきましょう。

http://yamatoya.in/

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食材、お菓子はもちろん、日本の食器や洗剤などの日用品まで兼ね備えてる日本人にはありがたいお店。もちろんカップ麺やうどんも置いてあるので、お腹を下したときや、インド飯に飽きた時は駆け込んで購入する。カップ麺は1つおよそ200ルピー(300円)なのでこっちの国では少し高級な食べものになりますね。

次回予告

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【第5回】インドを感じる瞬間②:靴磨きの少年とのちょっとした戦いの巻

インドの汚い道路を歩く中で汚れるお気に入りの革靴。一度試そうと思っていた路上の靴磨きに挑戦……しかし、またもやイライラ?!

ではではみなさん、日本もかなり暑いらしいので体調を崩さず、みなさん夏休みを楽しんでください。

 

【第4回】インドを感じる瞬間①:リキシャで連れ回されるの巻:2016年8月6日晴れ気温32度@Starbacks Select City Walk